父から聞いた話です。
あるサラリーマン2人で飲みに行った時の話です。
仕事が終わり
飲みに行こうという話になり、
あるビルの居酒屋に行きました。
他愛もない話をしてお酒を飲み、
だんだん酔いがまわってきました。
一人がふと、他所に目を向けると
ガラスの向こう側にいたお婆さんと目が合いました。
綺麗な着物姿。
笑顔でお辞儀してきたので、
笑顔でお辞儀をしかえしました。
【解説】
階数は書いていないけれど、
ビルの居酒屋ということで
おそらく2階以上。
つまり、ガラスの向こう側にお婆さんは
宙に浮いている幽霊だった。
酔っているときって
そういう判断力が下がるのが一番怖い…。