【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】細い路地

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最近ようやく車の免許を取った。

 

そしてドライブをするから彼女の家まで迎えに行くと言ったのに
うっかり寝坊してしまった。

 

急いで車を運転していると
右側に細い路地が見えた。

 

でもその路地はものすごく狭く
車一台でだいぶキツかった。

 

この際仕方がないと思い右に曲がった。

 

次の瞬間前から男の子が乗った自転車が来た。

 

自転車は車のすぐ右を通ったが
後ろの方でゴンッという音がした。

 

俺「最悪だ。チャリに当てちゃったよ」

 

ところが幸いギリギリの隙間があったのか、
男の子が乗った自転車はそのまま通っていった。

 

恐らくさっきの音は後ろの荷物が倒れた音だな。

 

安心して彼女の家についてから
ふと学科で言っていた「内輪差」の事を思い出した。

 

慌てて車の後ろの方を見たら
壁にぶつけたような跡があった。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後輪の方が前輪よりも内側を通り、

この前輪と後輪の通行位置の差を内輪差という。

 

つまり、後輪の方が壁に近いということ。

 

車の後ろに

『壁にぶつけたような跡があった』

とのことなので、

後ろと壁にスペースがなかったはず。

 

にも関わらず、

自転車の男の子は通り過ぎることなんてできない。

 

にも関わらず、

そのまま通っていったということは

この男の子は幽霊ということに。

 

 

幽霊も怖いけど、

車をぶつけたことも怖いなぁ…。