【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】シャンプーを買いに行った母

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僕は脱衣場で服を脱ぎ、
風呂に入った。

 

するとシャンプーがない事に気が付いた。

 

僕は母に

 

「シャンプー買ってきて」

 

と頼んだ。

 

母は急いで準備をし、
買いにいった。

 

───15分後…

 

───30分後…

 

1時間経っても母は帰ってこない。

 

僕は遅いなぁと思いながら
部屋で待っていた。

 

すると、

ピンポーン

と、インターホンがなる。

 

帰ってきた!
と思い、急いで玄関へ走る。

 

その途中、
僕は箱を蹴ってしまった。

 

ドアを開けて出てみると
郵便配達のおじさんだった。

 

そのとき僕はふと思った。

 

お母さんはいつもより少し高い所にいた。

 

だから気付けなかったんだ…と。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お母さんは箱に乗っていたため、

いつもより少し高い場所にいた。

 

そして、語り手がその箱を蹴ってしまったため、

お母さんは首を吊ってしまった。

 

語り手は郵便配達のおじさんが来るまで

母の存在に気付かなかったため、

このあと自分を激しく責めるだろう…。

 

 

この話の一番怖いところは、

急いで準備をし、

シャンプーを買いに行って帰ってきたら、

母が首を吊ろうとしていたという、

理解不能な流れのように感じる。

 

しかも、自ら首を吊るわけではなく、

語り手に箱をずらしてもらうことで成立する首吊り。

 

語り手に何かを訴えたくて

パフォーマンスのつもりでやったことが

実際に首吊りになってしまったのだろうか…。