A「なぁ、不思議な指って知ってる?」
B「指?」
A「♪不思議な指がー1本あります、2本3本4本あります…」
B「あー!うん、知ってるよ。
8本目言わないから1本増えたと思うやつだろ?」
A「そうそう。じゃあ今から怖い話するな」
B「は?え、いきなり…」
A「♪不思議な指が、1本あります。
2本3本4本あります。
5本6本7本あります。
9本10本11本!」
B「…おい(笑)
10本目で指数え終わってんじゃん、下手だなぁ…。
つか怖い話じゃねぇじゃんか」
【解説】
人の手の指は全部で10本。
この数え歌はその指を一本多いと錯覚させるため
8本目を数えずに7からいきなり9に飛ぶ。
そのため、
10本目を数えるときには
11本と歌うことになる。
しかし、Aは8本目を数えなかったのに
B曰く10で数え終わったようだ。
つまり、Aは本当に1本指が足りない。
Bはそれに気付かず、
「下手だなぁ」と言った。
Aはなぜ指を1本なくしてしまったのだろうか?
生まれつき?
それとも何かあった?
怖い話と言うくらいだから、
何かあったから指がなくなり、
その話が本当に怖い話なのかもしれない。
しかし、Bに気付かれなかったため、
もしかしたらその話はお蔵入りになる可能性も?