ある夜のこと
俺「あー眠い、そろそろ寝るかあ!
おやすみ~犬たちよ。
ついでに母上おやすみ」
ちなみに
自分の部屋までに居間に繋がるドア、
そして自分の部屋のドアがあるんです。
俺「カーテンはこの開け具合で携帯はここに、
クローゼット閉めて、はい完璧!」
ドサッ
すぐ眠りにつきました。
しばらくして、
パッと目が覚めてしまったんです。
俺(ん、喉かわいた、
なんだよ、身体動かねえ!!)
と思っていたら
?「あ~あ~あ~あ~あ~ぁ」
(なんだなんだ、やばいなこれ、
きたきた、とりあえず目を閉じよう)
何度目を閉じようとしても
不思議な力でこじ開けられ
目を閉じれません。
すると男の歪んだ顔が
(やばい怖い怖い怖い怖い怖い怖い)
そう思っているうちに
顔は消えてくれましたが
しばらくすると
「カリっ、カリカリっ、、、」
爪で掻くような音が
(あ、犬が来てくれたんだ)
ガチャ
(ガチャ?おかしいな?)
目を動かしドアを見た。
(ん、居ない。)
ふと自分の横を見ると
叔母に似たような似てないような
なんとなく懐かしい。
そんな人が自分をベッドの横に座り
見下ろしていました。
ですが目が暗い、冷たい
そんな印象を持ちました。
そこで意識は途切れ、
その朝母に
金縛りにあった話をしたんです。
母「夢だったんだよ~」
俺「そうだよね(笑)」
妹「うちら霊感とかと無縁じゃん」
俺も夢だなと思うことにして
学校へ向かい、地下鉄に乗りました。
電車に揺られ
夢のことを考えていましたが
明らかにおかしいんです。
部屋は散らかり方や
カーテン、携帯。
寝る前と同じなんです。
おかしいですよね。
夢ってかなり現実とは違っていて
まったく同じは無いんですよね。
女性「隣、座ってもいいですか?」
俺「あ、どうぞ」
(なんか懐かしい声だな)
女性「また会いましたね、、、」
俺「はい?もしかし、、」
ブーブー(バイブ音)
母
件名:許さんぞ
本文
あんたね、部屋壊さないの!
ドアぼろぼろじゃない!
チラッ(°μ°)
あ、、、、
どう、、も、
【解説】
夢だと思っていたが、
隣に座った女性は実際に部屋に侵入していた。
ドアがボロボロなのは
鍵を壊したからか?
実際は隣の女性は何もしておらず、
別のところで会っていただけだとしても、
このタイミングで『また会いましたね』なんて言われたら
かなり恐ろしい…