断崖に囲まれた孤島、
そこに建てられた小さな別荘で
バラバラ殺人が起こった。
偶然居合わせた探偵は、
別荘に残った5人の中に犯人がいると推理した。
犯人が分かった探偵は、
夜明けまで一睡もできなかった。
【解説】
犯人は探偵以外の5人全員だった。
推理と犯人を伝えれば、
探偵は口封じのために
残り5人に殺されてしまうだろう。
ただ、黙っていたとしても、
探偵以外は全員犯人なため、
いつ殺されるかわからない。
そのため、
探偵は身を守るために
夜明けまで一睡もできなかった。
探偵は偶然居合わせただけだろうし、
5人に探偵ということを伝えていないのかもしれない。
もし、伝えていたのだとしたら…
本当にいつ殺されてもおかしくはない。
それにしても、
なぜ探偵はこんなところに来ていたのだろうか…
探偵というものは事件に引き寄せられるから…か?