人は「みんな心が冷たい」という人も居るがそんなことはない。
人の心は温かい、
僕がそれを知ったのは小学4年のとき父と母の心に触れてからだ。
ああ、人の心は本当に温かく心地いい。
何人も人の心に触れたから分かるのかもしれない。
今でも、確信している。
人の心は温かい。
【解説】
『人の心』は
「人の心臓」そのもの。
『ああ、人の心は本当に温かく心地いい。
何人も人の心に触れたから分かるのかもしれない』
心臓を触る機会なんて
そんなにあるだろうか…?
普通に生きていれば
心臓に触る機会なんて一度もないはずである。
となると、
おそらく語り手は人を殺して、
心臓を取り出している。
『小学4年のとき父と母の心に触れてからだ』
小4の時に両親を殺して心臓に触れることで、
心臓の良さを知ったのだろう。
そこから語り手は心臓を求め
何人もの人を殺していったか…
私は心臓が温かく心地良いと聞くと
心臓が動いているところを想像してしまって
ゾワッとしてしまう。
血とか内臓とかそういうのはほんとまともに見れない…