【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】空家でかくれんぼ

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取り返しのつかないことに気付いて、本当に後悔した。

 

学校に行く途中、秘密基地にしていた空家が取り壊されてるのを見た。

 


僕はよくこの空家でかくれんぼをして遊ぶ。

 

昨日もやったばかりなのに・・・。

 

少し悲しくなって僕は言った。

 

「もう、いいよ・・・」

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

登場人物は「僕」とかくれんぼをしていた友人。

 

前半部が友人、

後半分が「僕」

 

『もういいよ・・・』は友人に見つけてもらえなくて

諦めて呟いた言葉。

 

『昨日もやったばかりなのに・・・』

『取り返しのつかないことに気付いて、本当に後悔した。
学校に行く途中、秘密基地にしていた空家が取り壊されてるのを見た』

 

昨日もやったばかりなのに、

学校に行く途中(朝)に取り壊されていたということは、

かくれんぼをしているときに取り壊しが始まった可能性が高い。

 

となると、友人は取り壊しに気づき

「僕」を置いてそのまま逃げたが、

「僕」はそのまま隠れ続けていた。

 

友人に見つけてもらえず、

取り壊しに気付いた時にはすでに遅くて、

「もういいよ・・・」と諦めた。

 

なので、『僕』はこの取り壊しにより

すでに死んでしまっている?

 

 

そして、友人は空家が取り壊されているのを見て後悔しているが、

そこに「『僕』がその場にい続けた証拠」を見つけてしまったのではないだろうか…?

 

「きっと『僕』も取り壊しに気付いて逃げているはずだよね」

と思うようにしていたものの、

『僕』は逃げることができなかった。

 

きちんと見つけて一緒に逃げることで

こんなことは起こらなかったのではないかと…