某日未明、とある有名企業のOLが何者かによって殺害された。
容疑者が三人該当したので早速アリバイを聞くことに・・。
A「その時はうっかりTVをつけっぱなしで寝ちまったんで大家さんに
たたき起こされちまったよ。
大家さんに聞けばいいだろ?あの人時刻も正確に言えるから」
B「そのときはホテルのバーで飲んでいました。
マティーニを一杯とギムレットを一杯です。
後はそのまま家に車で帰りましたよ。バーテンダーの方が
覚えていると思います」
C「そのときは同僚と喧嘩をしちまってまわりで大騒ぎになっちまって
みんなに写メまで撮られているからあのあたりに居たやつらなら
知っているんじゃないの?」
「警部!全員アリバイが成立します!」
「あの三人じゃないのか・・・くそっトリックを使ったわけでもなさそうだし
捜査はふり出しか・・・・・。」
【解説】
殺人のアリバイは成立しているかもしれないが、
Bがちゃっかり飲酒運転を告白している。
とはいえ、
「飲酒運転の基準が血中アルコール濃度である以上
酒を飲んでいたという事実が証明」
されない限りは立件されることはないだろうが。
当然のように告白しているBが
なぜかたくましく見えてしまった。