【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】バス停

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俺は土砂降りの中、フード付きの停留所で一人、

 

最終バスが来るのを待っていた。

 

程なくしてバスが来ると、雨を避けるように急いで乗り込んだ。

 

バスの運転手は俺が座るの見届けてから、

 

ゆっくりとドアを閉めてくれた。

 

 

「なんだ、雨宿りか…」

 

運転手がボソッと呟いた。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

語り手は

『停留所で一人』

と言っている。

 

しかし、運転手は

『なんだ、雨宿りか…』

とつぶやいたということは、

運転手には語り手には見えない

もう一人の誰かが見えていた。

 

なんのためにそのバス停にいたのかはわからないが、

移動しないということは地縛霊なのだろうか。

 

運転手が見えていたもう一人は性別も何もわからないが、

白いワンピースを着た髪の長い女の人が雨で髪を濡らして、

その場に立ち尽くしていたら正直自分だったら震えが止まらない…。

 

想像しただけでゾッとしてしまうが…

そういう人は幽霊じゃなくてもいるんだよなぁ…。