【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】近所の家が火事

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小学生の時、いつものようにばあちゃんの部屋で寝てたら、真夜中お母さんに起こされた

 

母「すぐ起きて居間にきんしゃい!」

 

おい「なんでね?」

 

母「よかけん。はよこんばよ」

 

おい「うーん。わかった」

 

返事はしたものの二度寝した

 

そしたらお母さんがやって来て無理やり抱き抱えられて外へ

 

近所の家が火事で野次馬見物するためだった

 

近所の同級生の女も来てた

 

俺は下にはブリーフしか着ていなかった

 

べつにどうでもいい

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

お母さんが小学校の語り手を無理やり抱きかかえられて外に連れ出されたのは、
『近所の家が火事で野次馬見物するため』ではない。

 

近所の火事によって自分の家も燃えてしまう危険性があったため。

 

しかし、この物語にはおばあちゃんの部屋は登場していても、
おばあちゃん自体は登場していない。

 

この火事に乗じておばあちゃんを焼死させようと
企んでいた可能性もある。

 

そして、関係ないところでつまづいたところがあった。

 

おい「

 

という語り手の一人称が
『甥』のことであると思っていたため、
最初その意味がわからなかった。

 

後々博多弁で「おい」という一人称があったことを
思い出して勝手に矛盾だと思っていた自分が恥ずかしい…。

 

やはり方言は難しいと感じてしまう…。

 

それにしても、この物語で気になるところは、
『小学生の時』と昔のことを思い出していることである。

 

ブリーフ姿を同級生の女に見られており、
『べつにどうでもいい』と言いながらも、
締めにこの部分を持ってきていることから

これが一番気にしていることなのかもしれない。

 

同級生の女の人のことを好きだったのかな…
と思うと少し不憫に思ってしまうのである。