僕は高額アルバイトがあると聞いて
引き寄せられるかのように面接に行っていた。
面接官は二人居て左の人の名札には「MAJUN.」
右の人の名札には
「AP.AU.」って書いてあったんだ。
質問もさ、
意味がわかんないのばっかり。
「人ってなんですか」とか
「何歳まで生きたいですか」とか。
途中から面接不合格でもいいやと思っていた。
しかし、面接が終わった後には
不合格であってくれと願っていた。
【解説】
『MA JUN. AP. AU.』
⇒MAY、JUNE、APRIL、AUGUST
⇒5月、6月、4月、8月
⇒5648
⇒殺し屋
なんとも遠回りな…
『MAJUN』と繋げている理由は
MAYをMARCHと勘違いさせないためと思われる。
殺し屋だと確かに高額だろうけど…
バイトにやらせる殺し屋ってどうなのよ?
なんて思ってしまうのだが…
しかも、仕事内容もよくわからない状態での面接のようだから
殺し屋になれそうな人もほぼいないような…
相手を殺すことができればいいのか?
殺しを行ったバイトは使い捨てで
そのまま捕まる…みたいな。
でも、漫画のように
人を殺しても捕まらないような殺し屋というのはなかなかいないだろうから、
仮に本当に殺し屋というものがあったとしたら、
捕まることを前提で仕事を受けていそうであるが…
実際はどうなのか、
ちょっと気になってしまうところである。