【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】ステーキになります

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店員「大変長らくお待たせいたしました。こちらがステーキになります」

 

ぼく「えっ」

 

店員「ご注文の方はステーキで宜しかったでしょうか?」

 

ぼく「はい」

 

店員「でしたら、こちらがステーキになります」

 

ぼく「まだ生きているって事ですか?」

 

店員「何がですか?」

 

ぼく「ステーキが」

 

店員「ああ。その位、新鮮ではあります」

 

ぼく「いつステーキになりますか?」

 

店員「えっ」

 

ぼく「えっ」

 

店員「ああ。きちんと火は通してありますので、ご安心ください」

 

ぼく「でも、まだなってないんですよね?」

 

店員「何がですか?」

 

ぼく「ステーキに」

 

店員「いえ、こちらがステーキになりますので、安心してお召し上がり頂ければ」

 

ぼく「暴れたりしませんか?」

 

店員「えっ」

 

ぼく「牛ですよね?」

 

店員「ええと、どういった牛であったかは当店のほうでは把握しかねますが」

 

ぼく「えっ」

 

店員「えっ」

 

ぼく「ああ謎の牛だから生きてるんだ。凄い」

 

店員「えっ」

 

ぼく「謎の牛の踊り食いと言う事ですよね?」

 

店員「いえ。こちらはステーキになります」

 

ぼく「えっ」

 

店員「えっ」

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ステーキになります』と店員が言っていることに対して、

語り手は「まだ出来上がってない(まだステーキになってない)」と

勘違いしている。

 

だから、

「いつステーキになるのか(ステーキに変化するのか)」

を聞いている。

 

でも、ステーキはすでに出来上がっているので、

店員と会話が噛み合わない。

 

飲食店で使われる間違った敬語を逆に揶揄したお話。

 

 

実際こういうお客さんがいたら恐ろしいなぁ…。