さてと・・・・。
このブタさんの貯金箱だいぶたまったからそろそろ・・。
「ガッシャーーーーン!」
おお、すごい!これでゲームが買える。
でも、割れた破片の片づけが大変だ。
さてと・・・・。
このブタだいぶたまったからそろそろ・・・。
「グシャッ!」
ふうっ、すっきりした、これでもうイライラしない。
でも、始末が大変。
【解説】
前半の語り手はブタさんの貯金箱を割った人。
後半の語り手は憎い相手を撲殺した人。
『このブタだいぶたまったからそろそろ・・・』
ブタと言っているから、
それなりの体つきの相手か…
たまっていたのはストレスのこと。
撲殺したのに随分冷静な語り手。
相当ストレスが溜まっていたのだろう…
それにしても…なぜ豚の貯金箱が多いのだろう?
一応豚の理由としては、
縁起物として扱われていたり、
過去に聞き間違いで豚型の貯金箱を作ったら
そこから人気が出てしまったからというのがあるようだ。
ただ…陶器の豚の貯金箱は
最終的に割るものが多い。
気分的に割りやすくするために豚にしている?
と思ったりもするが、
豚だからといって割りやすいわけでもない、
というよりも愛着が沸いて割りづらいと思うのだが…
あれを躊躇なく割れる人は個人的にすごいと思う。