パパ「亀を助けたら竜宮城に連れてってもらって、
帰りに玉手箱まで貰ったよ。ラッキ~。」
A子「あれっ?パパだよね?パパ!」
パパ「中には凄っげ~お宝が入ってるに違いない。誰も見てないし、開けてみるか。」
A子「パパ!開けちゃダメ!開けないで!パパ!」
パパ「んっ?人の声がしたような…。まっ、気のせいか…。ようし、それっ~。」(ぼわ~ん)
A子「あ~ん、パパがお爺ちゃんになっちゃったぁ~。」
………
パパ「A子ちゃん、起きて!起きて!」
A子「(うっすらと目を開ける)あ…、なんだ…、夢か…。わぁっ!パパがお爺ちゃんになってる!!」
【解説】
A子は、何十年もの意識不明の状態から目を覚ました。
『A子「(うっすらと目を開ける) あ…、なんだ…、夢か…。わぁっ!パパがお爺ちゃんになってる!!」』
パパがお爺ちゃんになったのは玉手箱の効果ではなく、
実際に年を取ってしまったため。
目が覚めたら何十年も経っていたらどんな気持ちになるのだろうか?
時代の流れは早いため、
全く知らない世界に送り込まれたように感じるだろう。
正直経験したくないことだが、
ありえないとも言えないことだから恐ろしい。