「もうあなたはクビよ」
「そんなまだこの会社に入って日も浅いのに」
「もう我慢できないの」
「僕は一生懸命働いています」
「私は待てないの」
「あんまりだ!」
しばらくして女社長が満足そうに別室から出てきた。
「やっぱり男は若くてイケメンが良いわね」
【解説】
女社長は解雇通告をしているはずなのに、
『満足そうに別室から出てきた』
『やっぱり男は若くてイケメンが良いわね』
という言葉が出るのであれば、
普通であれば溜息をついて出てくるだろう。
しかし、満足気。
このクビというのは、
解雇通告ではなく、
「首から上を切り取って生首にするよ」
と言っていた…?
女社長は若くてイケメンな男の生首をコレクションしており、
会社に入って日も浅いのに
我慢ができずコレクションに加えてしまったのだろう。