【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】私は肥満児だった

スポンサーリンク

私は肥満児だった。

 

就寝前には「病気になっても何でもいいから痩せますように…」と、

 

悪魔にお祈りをしてから寝るのが習慣だった。

 

願いが叶って、私は糖尿病になった。

 

治療を一切せず、好きな物を好きなだけ食べたり飲んだりした。

 

あれから13年…

 

とうとう25kg減、41kgになった。

 

そして明日には、更に3kg減る。

 

夢にまで見た30kgだ。

 

だけど私は、もう夢しか見る事が出来ない。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

『そして明日には、更に3kg減る。』

 

体重が減ることが確定していることはおかしい。

 

つまり、これは身体の一部を切断するということ。

 

糖尿病には合併症で『糖尿病壊疽』というものがある。

 

血がドロドロなために血行に障害が起きて、

小さな傷すら治らず、潰瘍化してしまうもの。

 

生きるためにはこの手前で切断しなければならない。

 

おそらくこの語り手は今その状態なのだろう。

 

また、

 

『もう夢しか見る事が出来ない。』

 

という言葉があるが、

これはもしかしたら失明のことを表し、

他に見るものがないと言っているのかもしれない。

 

『糖尿病網膜症』と呼ばれる合併症が

引き起こされるためだ。

 

糖尿病にもいろんなステージがあるだろうが、

糖尿病にならないにこしたことはないだろう。

 

日頃の食生活に気をつけねば…。