【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】爺ちゃんの体験談

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爺ちゃんの体験談だそうで。

 

所々うる覚えだけど

 

爺ちゃんは消防士で、

 

その頃はちょっと田舎の詰め所みたいな消防署で待機してたんだと

 

そしたら警官がその詰め所に飛び込んできた

 

「すまん、(爺ちゃんの名前)さん! ちょっと手伝ってくれんか!」

 

「どうしたのね」

 

「一家心中だわ。揃って首吊り」

 

「わかった」

 

職業柄か単に肝が太いのか、

 

元々そういうことにも慣れっこだったみたいで、

 

言われたまま飛び出した

 

道中聞いた話では、

 

その一家心中した家族の親戚っていう人が

 

その家を訪ねたら揃って軒先で吊っていたようで、

 

電話連絡を受けて警官も一回見に行ったんだと

 

まあ人数が人数で、一家揃って並んでるのを見てちょっとビビったらしく、

 

親戚に人を呼んでくると言って、

 

爺ちゃんに助けを頼んだらしい

 

んで二人して家に着いたら、警官が腰を抜かして驚いた

 

「どうしたね?」

 

「ひ、一人増えとる!」

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

『ひ、一人増えとる!』

つまり、通報した親戚まで吊っていた。

 

理由はわからないが、

集団で吊っているのを見ると、

「自分も吊らなきゃ…」みたいになるのだろうか…。

 

踏切の音は自殺を誘発するというが、

そのようなもの??

 

それにしても、この話は

『警官にとってトラウマになる話』

ではないかと思う。

 

警官がビビって誰かを呼びに行かなければ、

親戚が自殺するような隙もなく、

親戚の人が(その場で)死ぬことはなかったはずなのだから。