とある村にて
「おーい!!隣村に嵐がくるみたいだぞー!!」
「ちょっと聞いた奥さん
隣村にあの嵐が来るらしいわよ!!」
「あら!!ほんと?
私めっちゃ嵐の櫻井ちゃん好きだから
ちょっと見に行ってくるわ!!」
プルルルル
「いってらっ……………
あら電話だわ。もしもし?」
『ザザーザザー
キャーキャー
***が来たぞ~
キャー!!』
「あら電波悪いのかしら……
でもやっぱり売れっ子アイドルね歓声がすごいわ。
私も後でいってみようかしら」
……………………………………………
……
そして隣村に向かった
女性は嵐と遭遇し
喜こびのあまりか
発狂したという
【解説】
やってきたのはアイドルの『嵐』ではなく、
気象現象の「嵐」である。
あまりに嵐のことが好きすぎて
気象現象の「嵐」は頭から抜け出ていたんだろうなぁ…
恋は盲目、みたいなものか…