「傷ついた者が居るのに写メをとる若者たち」
暴力団に絡まれ傷ついて倒れている人間を助けないで
写メールを撮る人々の写真にこのタイトルが付けられていた。
「5人の若者の常識のなさ、このままでいいのか?」
カメラマン:観月圭介
この記事が掲載された週刊誌が発売された後、
写メールを撮っていた5人が惨殺された。
犯人は被害者の弟だった・・。
まだ逃走中。
「5人全員殺されるなんて、まァ自業自得でしょうし、もう殺しもおきませんし」
「いや、まだ殺されるな・・・」
「誰がですか?」
【解説】
犯人は被害者の弟だったことから、
兄を助けずに写真を撮っていたものたちを恨み、
次々と殺していった。
次に殺されるのは『カメラマン:観月圭介』である。
『カメラマン:観月圭介』は
暴力団に絡まれ傷ついて倒れている人間を助けないで、
『暴力団に絡まれ傷ついて倒れている人間を助けないで写メールを撮る人々の写真』
を撮影していた。
『5人の若者の常識のなさ、このままでいいのか?』
なんてタイトルをつけているが、
カメラマン本人も助けないで撮影しているため、
犯人である被害者の弟のターゲットとなる。