【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】笑うライオン

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とある人気のサーカス。

 

しかし人々を和ませたり喜ばせたり驚かせるのとは裏腹で

 

ここの団員の人間関係は複雑。

 

団長は奥さんがいるのだがサーカスの花形の女性と不倫関係・・・。

 

もちろん奥さんはそのことを知ってるが口にはしない。

 

花形女性の見世物はライオンとの絶妙なパフォーマンス。

 

なんとライオンの口の中に頭を入れる。

 

しかしライオンは彼女は絶対噛まない。

 

彼女はライオンの調教師でもあり

 

ライオンを飼いならすのはお手の物なのだ。

 

ある日のこと満員御礼で彼女はいつにもまして

 

ライオンとのパフォーマンスに力を入れていた。


そしてあのパフォーマンスが始まったのだが

 

なんとライオンがニヤッと笑って・・・。

 

あたりは大騒ぎになった。

 

ライオンが彼女の首を噛み千切ったのだ。

 

血だらけのおぞましく変わり果てた彼女を見て

 

団長も真っ青だが一人だけまったく顔色が変わらず

 

ケロッとしている人物がいた。

 

『タイミングが勝負だったけどまさかこんなにピッタリ合うなんて。

 

今が春でよかった・・・・・。』

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライオンは花粉症だったため、

春で良かったと犯人は最後に言っている。

 

犯人は団長の奥さんだろう。

 

その奥さんは団長と不倫関係にあることが許せず、

花形の女性の頭やスカーフなどに花粉を仕込んだ。

 

それによって、花形の女性が頭をライオンの口の中に入れた時に、

ライオンは花粉を吸ってしまい、

ライオンがくしゃみをしてしまった。

 

結局ライオンは自ら噛んだわけではなく、

くしゃみをした結果であった。

 

『ライオンがニヤッと笑って・・・。』

 

これはライオンがくしゃみをする時の顔である。