A、B、Cの3人に猟奇殺人者からこう言われた。
「この中のだれかから右腕と左腕を1本ずつ差し出せ。さもなくば全員殺す。」
A「俺は絶対嫌だぞ!お前らがやれ。」
B「じゃあ僕が右腕を切る。」
C「私は左腕を切るわ。」
そして無事2人は生還し、1人は出血多量で死んだ。
【解説】
BがBの右腕を、CがCの左腕を切断したわけではない。
BがAの右腕を、CがAの左腕を切断した。
物語を読むと嫌がった一人がターゲットにされているような気がする。
まぁ、当然誰もが嫌なわけだから、
その第一声で目が留まるのだろうが。
それにしても『猟奇殺人者』は
『快楽殺人者』ではないから、
自分自身がやる必要はない?
この場合はA、B、Cの争いを見ることを楽しんでいたのだろうか。