私はある時、
交通事故に遭いそうになったが、
どこからともなくやってきた青年にギリギリで助けられた。
礼を言おうとすると、既にいなかった。
ある時は電車のホームから落ち、
ひかれそうになった時に、
またあの青年が助けてくれた。
そしてすぐに立ち去っていった。
夜道を歩いていると、
黒い服の男が私に包丁を突きつけ、
金を出せと言ってきた。
その時、
またあの青年が来てくれるのではと期待した。
案の定、
あの青年は助けに来てくれた。
今度こそ礼を言うべく青年を呼び止めて言った。
私「ありがとうございます!
何故あなたは、私のピンチが分かるのですか?
まるで運命の神のようだ!」
すると
青年「そうですよ。私は運命の神です」
私「え??」
青年「気をつけて下さいよ。
あなたは飛行機事故で死ぬはずなんですから。
運命は守ってもらわなくちゃ…」
【解説】
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