【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】助けてくれる青年

私はある時、
交通事故に遭いそうになったが、
どこからともなくやってきた青年にギリギリで助けられた。

 

礼を言おうとすると、既にいなかった。

 

ある時は電車のホームから落ち、
ひかれそうになった時に、
またあの青年が助けてくれた。

 

そしてすぐに立ち去っていった。

 

夜道を歩いていると、
黒い服の男が私に包丁を突きつけ、
金を出せと言ってきた。

 

その時、
またあの青年が来てくれるのではと期待した。

 

案の定、
あの青年は助けに来てくれた。

 

今度こそ礼を言うべく青年を呼び止めて言った。

 

私「ありがとうございます!
何故あなたは、私のピンチが分かるのですか?
まるで運命の神のようだ!」

 

すると

 

青年「そうですよ。私は運命の神です」

 

私「え??」

 

青年「気をつけて下さいよ。
あなたは飛行機事故で死ぬはずなんですから。
運命は守ってもらわなくちゃ…」

 

 

【解説】

 

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【意味怖】手紙

『放課後、焼却炉まで来てください』

 

俺はそんな手紙を貰った。

 

登校したら
下駄箱に手紙なんて都市伝説だと思っていたけど、
嬉しかった。

 

その、凄く。

 

俺って嫌われ者だと思っていたから尚更嬉しくて、
掃除が終わると同時に焼却炉に直行。

 

いつもなら面倒に感じる黒板消しをパンパンする作業も
この時ばかりは苦じゃなかった。

 

そして、焼却炉前に着いた。

 

まだ誰もいない。

 

走ってきたからか心的要因からか、
秋だというのに暖かい。

 

俺は待った。

 

ワクワクしながら待った。

 

待ったが、誰も現れない。

 

もしかしてイタズラだったのかと疑い始めた時、
近くの植え込みの枝に砂まみれの紙切れが結び付けてあるのに気づいた。

 

それには、
『焼却炉を開けて』と書いてあった。

 

ははん、さてはこの中にいるんだな。

 

ドキドキしながら開けようとしたら、
取っ手が熱くて驚いた。

 

煙は出ていないが、
中で何か燃えているのか…?まさか…!?

 

俺は木の枝を拾い、
それを使って焼却炉の蓋を開けた…。

 

 

【解説】

 

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