【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】男の子

前住んでた家が、新築の綺麗な家でして。

 

ご近所さんの家も新築が多く、
小さいガキんちょが居る家族ばっかで。

 

自分家から歩いて50歩ぐらいに
広くもなく狭くもない公園があるんやけども。

 

近所のガキんちょ等が
いつも自分家の前を走り去ってく声とかがむっちゃ聞こえたりしててな。

 

まぁ平和って感じなんやけども。

 

でも公園の隣には墓地があったり、
もう近くの公園では女子高生の首吊り事件とか、
自分家が建つ前の家が不気味な屋敷だったりとか。

 

まぁ平和の裏には色々暗い話もあり。

 

前の家に住んでる時はちょくちょく変な事が起こった。

 

今回のはある昼間の話で。

 

昼間言うても3時とかやねんけど。

 

兄貴の部屋でNARUTO読んでてん。

 

外ではガキんちょが走り回って遊んでるのが上から見えたりして、
なんかまぁ平和な休日って感じで。

 

普通にNARUTO読みくさってたらさ、
まぁ物凄い目線が感じてさ。

 

でも自分集中したら止まらん奴で、
シカトしてNARUTO熱中しててん。

 

けどほんま誰かに見られてる感が半端なくして、
なんやねん!思てその方向見てんて。

 

ほしたら窓の向こうで男の子がこっち見ててさ。

 

まぁ近所のガキか思てなんやねん思て
またNARUTO読み続けたんやけど……

 

ふと気がついてゾッとした。

 

 

【解説】

 

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【意味怖】砂漠

ある男が小さな村に住んでいた。

 

その村は砂漠の中に位置していたことから
『灼熱のオアシス』と呼ばれていた。

 

しかし砂漠の旅の重要な位置として、
度々盗賊からの襲撃に見舞われていた。

 

ある日、大きな襲撃があった。

 

今回はかなりの人数だ。

 

村人は皆殺されたり連れ去られたりなどした。

 

だが男だけは逃げ切った。

 

左足に大きな傷が残り歩くのにかなり苦労したのだが
逃げ切れただけ良かったのだろう。

 

村はもうおしまいだ…

 

手にとったリュックの中には数日分の食料・水が入っていた。

 

砂漠に出て、助けを探そう。

 

そう決め、村を右手に後にした。

 

男はただひたすら真っ直ぐ歩いた。

 

真っ直ぐ真っ直ぐ、
左足を引きずりながらも歩ける限り歩いた。

 

何日歩いただろうか…

 

遠く、右手に何か見える

 

村だ!!!

 

小さな村だ。

 

男が住んでいた村と同じくらいだろうか。

 

しかし、ここも盗賊の襲撃にあった跡がある。

 

村人は一人もおらず、
村自身が干からびていた。

 

男は村を右手に後にした。

 

それからも男はただ真っ直ぐ歩き続けた。

 

力の残す限り…

 

そして、右手にまた村が見えてきた時、男は言った。

 

『なんだ、そういうことか』

 

男は安心したかのように目を閉じ、
安らかに死んでいった。

 

 

【解説】

 

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