ある部隊が空戦から生還した戦闘機の状態を調べたら、
機体の部位によって被弾状況が異なることが分かった。
ある個所は必ず被弾痕が多く、
別のある個所は必ず少なかったのだ。
それを見て部隊長は言った。
「よし。被弾の多い部位を補強するんだ」
その部隊はやがて全滅した。
【解説】
運よく当たり所の良かった機体だけが生還している。
なので、本来補強すべきは被弾の多かった個所ではなく、
被弾していない場所(被弾すると墜落する可能性が高い)を補強するべきだった。
こういう勘違いは
気付かない内に日常生活でもやってしまっていそうな気がする…
気を付けなければ。