医師の谷です。犬に犬確か縫い縫い縫いぬ犬犬犬犬か下縫いに縫いすます
朗々と遠のきし風から風か四季の音示せ
掃きて清め見るとも黴を美化理屈を作り黴を美化しても
担う男の子の出る日
頬の笑み三重頬は三重
変だよ力なら勝ち止め示し
とんだ不作神の子のみよ草の波
力かきつめ
リズムリズムリズム山ノ湯
抜かぬ盗れば威張れと敵
累々いるいるるいるい寄るさ
女最期凄いさカトレア
わが又気怠さや酒飲みし仲なかなかな哀しみのみの今朝や去るだけ雪の来て
カチカチビタミン三度火の消え
呼ぶよぶよぶよぶよぶよブヨの子
高いか夫婦
レタスも夜も酒
相談と叫ぶと黒熊
突けば烏や
寝付けば臭く
ナズナトマトナスの顔
楽々この子のこのこの
睦む来い来い来いよ住まゐ
歌うよ歌う歌うよ歌う
ゐますよ行こ行こ行こ睦む
のこのこのこのこのくらくら
丘の砂トマトなずな
臭くバケツね
やすらかバケツ
真黒く飛ぶ今朝とんだ嘘
今朝も夜も廃れ
夫婦買い方
この世ぶよぶよぶよぶよぶよぶよ
駅の火ビタミン三度ちかちか
敵の消ゆ気怠さや酒飲みし仲なかなかな哀しみのみの今朝や去るだけ多摩川
あれとか最期凄いさ難を
猿よいるいる累々いるいる
来て盗れば威張れと抜かぬ
湯飲まやむずりむずりむずり
目つきから勝ち
皆の咲く神の子の味覚さ普段と
しめしめと力なら勝ちと壇へ
笑みは微笑み三重のほほ
昼出の子の媼に
もてし華美を美化理屈を作り華美を美化もとる見目良き敵は
攻めし遠退きし風から風か四季の音とうろうろ
すます犬に犬確か縫い縫い縫い縫いぬ犬犬犬か下縫いに縫いすでに楽しい
【解説】
文章全体が回文である。
最初からよんでも終わりから読んでも同じ。
とは言っても、文章自体に意味があまりなさそうなので、
回文としては微妙なような…。
ただ、回文の他にも「いろは歌」が紛れ込んでいる。
一文字目を縦読みすると「いろは歌」になっている。
この「いろは歌」で誰かに呪いをかけたかったのか?
これを書いた理由はわからないが、
同じ音をたくさん入れているとはいえ、
これを書くのはかなり骨が折れそうである。
これをどんな想いで書いたのか…
それを想像すると少し怖くなってしまう。