最近、彼女がアド変をした。
変更されたアドレスは、
最後にメールの最後に「3qdkmk」が加わっただけで
とほとんど変わっていない。
まぁ気にせず、俺は登録した。
最近、実は隣町に住む彼女にはなかなか会えていない。
とは言っても、
連絡はメールがほとんどだが毎日取っている。
休みの取れた今週の日曜日にデートでもしようかと思い、
その旨をメールで連絡したら、
どうやら彼女も休みのようだ。
久しぶりのデートと、胸を高鳴らせた。
日曜日の当日、
待てども待てども、
彼女が待ち合わせ場所に来ない。
2時間待った俺は、
さすがに腹が立ち電話をした。
彼女「もしもし~、どしたの??」
俺「どうしたじゃないだろ。デートの約束は??」
彼女「…してなくない??今Aちゃんといるし」
俺「…?意味わかんない、ガチャ」
腹が立った勢いで、
電話を切ってしまった。
彼女から電話が来るが
無視することにした。
そこにたまたま、
1人暮らしの同僚Bちゃんが通りかかり、
声をかけてきた。
事情を説明し、
その日は勢いでBちゃんとデートしてしまった。
夜に彼女に電話で連絡を取るが、
知らないの一点張り。
デートを約束するメールだけ知らないというのだ。
この日を境に俺から誘ったデートは、
彼女にすっぽかされるばかり。
すっぽかしたことに対して電話しても、
知らないの一点張り。
いい加減にしてもらいたい。
でも、すっぽかされたデートに限って、
Bちゃんがたまたま現れる。
彼女に腹が立つが、
俺は運命的なものをBちゃんに感じてきてしまっていた。
Bちゃんに相談してばかり、
いつも適切なアドバイスをくれる。
俺はデートをすっぽかしてばかりの彼女に嫌気が指した。
俺はBちゃんのことが徐々に好きになってしまい、
彼女と別れた。
そして、Bちゃんと付き合うことなった。
しかし、
俺はBちゃんの家にあった3つの携帯電話によって
すべてを知ってしまった。
【解説】
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