【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】金メダル

私はプロの卓球選手をしている。

 

今度のロンドンオリンピックに向けて
日々練習を続けていた。

 

そんなある日、
オリンピック出場が決まった。

 

練習を続けてきた甲斐があった。

 

そしてロンドンオリンピックが開催され、
まずはシングルでメダルを目指した。

 

しかし結果は4位で
惜しくもメダルには届かなかった…

 

次は団体戦でメダルを目指す事になった。

 

順調に勝ち進み、
準決勝までいく事ができた。

 

結果は見事に勝利!

 

そして銀メダル以上が確定した…!

 

私達は嬉しさのあまり涙がこぼれてしまった。

 

そしてむかえた決勝当日。

 

私達はこれまでに練習してきた事をいかして、
勝負に挑んだ。

 


そして…

 

私達は勝利した…!

 

私はこれまで生きてきて味わった事のないほどの嬉しさ、
そして成し遂げたという達成感にみまわれた。

 

ほかのメンバーも泣いて喜んでいた。

 

表彰式になり私達は金メダルを授与された。

 

(金メダルって意外と軽いんだなぁ…)

 

そんなことを思いながら、
私達は記者達のインタビューに答える事にした。

 

いろいろと質問攻めにあった。

 

すると一人の記者が言った。

 

「すいませーん、メダル噛んでもらえますか?」

 

私達は別にいいかなと思いメダルを少し噛んだ。

 

ガリッ…

 


(あれ?なんか甘い…)

 

 

【解説】

 

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【意味怖】死の禁句ゲーム

伊代(いよ)と凜(りん)という名の少女二人と、
和夫(かずお)とゆう名の少年一人が何者かに監禁された。

 

部屋には鍵のかかった扉1つしかなく、
壁は分厚い鉄で覆われている。

 

(和)「おい!!早くここから出せよ!!」

 

(凜)「誰か助けてよー」

 

(伊)「パパ、ママ助けて……グスン」

 

いくら叫んだり泣いたりしても、
出してくれる様子は無い。

 

しばらくすると、
壁に文字が浮かび上がってきた。

 

今から、お前達3人にゲームをやって貰う。

 


~ルール~

・それぞれの額に禁句ワードである動物の名前が表示される

・自分の額に書いてあるワードを言った者は死ぬ

・最後の一人になった人が勝利です

 


ではゲームスタート!!

 


この文字を全員が読み終わった後、
三人の額にそれぞれ禁句ワードが浮かび上がってきた。

 

(和)「くそ!!ふざけやがって」

 

(凜)「待って、禁句ワード言っちゃうから
あんまり喋らないほうがいいわよ」

 

(和)「あぁ?だったら俺の禁句ワード教えろよ」

 

(凜)「そ……それは……」

 

(和)「フッ、やっぱり教えねーよな、
ああ言っても結局は自分だけ助かろうとしてるんだろうが!!」

 

(凜)「なんですって~」

 

(伊)「や、やめてください!!二人とも…………」

 


ドサッ

 

伊代は、その場で膝を崩し死亡した。

 

(和)「まじかよ……本当に死んだ……」

 

(凜)「嘘……」

 

額に[サイ]と表示されたまま
もう動かない伊代を二人はただ呆然と見つめる。

 

(和)「…………」

 

カチャリカチャリ

 

和夫は黙ったままズボンのベルトを取ると、
そのまま凜の首にかけた。

 

(凜)「キャッ!?」

 

驚いた凜は、
必死に抵抗するが和夫は力が強く、
うまく抜けられない。

 

(凜)「ぐっ……」

 

ドサリ

 

凜は、やがて力が抜けてゆき倒れた。

 

(和)「ハァハァ……へっ」

 

和夫は、倒れたままの凜を見下すと不敵に笑った;。

 

(和)「フッしょうがねぇよなぁ、
なんせ俺かお前かのどちらかしか生き残れな…………」

 


ドサリ

 

和夫は死亡した。

 

 

 

しばらくして、凜は目を覚ました。

 

凜はまだ死んではいなかったのだ。

 

(凜)「……あれ?」

 


凜は、額に[シカ]と表示されている和夫が倒れているのを見ると、
今の自分の状況を察した。

 

私は生き残ったのだと。

 

壁を見ると、新たにこう書かれている。

 

[生き残った人は扉を開けて下さい]

 

凜はこの部屋に唯一ある扉を開けた。

 

鍵はかかっていなかった。

 

(凜)「マイク?」

 

扉の先は電話ボックス程の小さい部屋があり、
中にはマイクがぶら下げられていた。

 

その横の壁には

 

[勝者の確認の為そのマイクに向かって、
自分の名前を言って下さい。
フルネームでお願いします。]

 

と書かれていた。

 

その文を読んだ凜は、
すぐにマイクを手に取ると深呼吸をした。

 

これでやっと帰れる。

 

喜びで涙が出そうな凜は、
マイクに向かって自分の名前をハッキリと言った。

 

(凜)「神崎 凜です!!」

 

その瞬間、凜はその場に崩れるように倒れた。

 

 

【解説】

 

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