A「今日は何して遊ぶ?」
B「じゃあ手探りゲームしよ!」
僕「ああ、箱に入っているものを手探りで当てるヤツね」
A「じゃあオレから問題出すぜ!」
ガサガサ…
僕「何これ?…わ!カエルか!気持ちわる」
A「正解!」
B「じゃあ今度はボクが問題を出すよ。
でも難しいと思うから先にヒントを出すね。
スーパーとかでもらえるものだよ。
冷たいものなんだけどね」
このときのBの顔はニヤニヤしていた。
よっぽど難しいものを用意したんだろう。
おや?箱の口から白い煙?のようなものが出ている。
とりあえず触ってみるか。
僕「うわっ!!!」
A「どうした!大丈夫か!!」
B「フフフ…分かったかい?」
【解説】
箱の中身はドライアイス。
なので、ドライアイスに触れた『僕』は
もしかしたらドライアイスが手にくっついてしまって
大怪我をしてしまったかもしれない。
Bはそれを見越して
ドライアイスを持ってきたのだろうか?
それとも、
「ドライアイスだったら答えがわかったとしても、
パニックになって答えられないだろうから勝てるはずだ!」
と、勝つことしか考えておらず、
『僕』がドライアイスに手を触れ、大怪我をしてしまう、
なんてことは完全に抜け落ちてしまっていたのだろうか?
何にせよ、
『僕』の手は大変なことになっていそうである。
『僕』が真面目であれば真面目であるほど、
「わかるまで触っていないとダメだ!」
と思うだろうから、症状がどんどん酷いことになっていってしまう…。
果たして、これからどうなってしまうのだろうか?