【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】早起き

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ヤバイ…色々ヤバイぞ、俺…!

 

翌日にテストを控え、
俺は追い詰められていた。

 

苦手すぎる英語。
難しすぎる問題。
進級を分けるテスト。
遅刻癖が染み込んだ身体。
朝一という時間割の嫌がらせ。

 

焦りと眠気で全く頭に入らない!

 

いつも寝る1:00をとうにすぎた2:00。

 

「あ!」

 

そういえば、
テスト前日は軽く勉強して早めに寝て、
代わりに早起きして勉強するのがいいっていうな。

 

よし、そうしよう!

 

幸い南枕で日当たり良好だ。

 

太陽と目覚ましの力で6:00に起きれるだろう。

 

8:00に家を出れば余裕だから…よし!

 

そう思うと俺はベッドに倒れこんだ。


慣れない勉強疲れですぐに眠りに落ちた。

 

******

 

ふと、眩しさに目を覚ました。

 

枕にしていた左手が痺れていた。

 

日の光は眩しいが柔らかだ。

 

「…何時…?」

 

寝惚けながら壁掛け時計をみる。

 

4:55

 

うん、後1時間寝れる…

 

って!これで寝たらシャレんなんねぇ!

 

せっかく早く起きれたんだ、
勉強すべきだろ!

 

と、飛び起き、机にむかう。

 

おお…はかどる…!はかどるぜぇ!

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

語り手が起きたときにはすでに夕方。

 

なので、すでに学校が終わっている時間。

 

語り手はテストを受けられずじまいだった。

 

 

左手を枕にしていることから

陽の光が目に入らないような体勢で寝てしまったのだろう。

 

まぁ、こういった寝坊はよく聞く話である。