【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】火事

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近くで火事が起きたらしい。

 

俺は野次馬で見に行った。

 

近くで野次馬で見に来てた友人が居たから話していた。

 

俺『すごい燃えてるな』

 

友人『つらいよな、遺族を考えると』

 

俺『可哀想だよな』

 

友人『犠牲になったのが俺らじゃなくてよかったよ』

 

俺『犠牲って?』

 

友人『話によると放火らしいぜ』

 

俺『まじか…』

 

友人『大男の犯行でまだ捕まってないらしい』

 

俺『マジで!?』

 

友人『マジだよ!!』

 

俺『気を付けなきゃな…』

 

友人『駅の方でもこないだ火事あったらしいしな…』

 

俺『駅かぁ…俺んち近いな…』

 

友人『だからお前も気を付けろよ!!』

 


一週間後俺の家は火事になった。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

意味怖を読み慣れていると、

こういうのは読んだ瞬間に

「友人が犯人だ!」と思うはず。

 

その友人の言葉の頭文字を繋げると、

「つ犠(ぎ)話(は)大(お)マ駅(え)だ」

 

つまり、

「次はおまえだ」

となる。

 

 

友人の顔をして、実は心の中では…

というのは本当に恐ろしい。

 

もしかしたら、

仲が良いと思っている友人ですら、

心の中で何を思っているのかわからないのだから。

 

こういう話ばかり読んでいると、

人間不信になってしまいそうである。