俺は今、仕事から帰ってきた。
さてと。テレビでも見るかな~
―数十分後―
お腹空いたなぁ…
コンビニにでもいって買ってくるか。
外はもう暗いし…
なんか寂しいから音楽でも聴いていこう。
「いらっしゃいませ」
んー…何食べようかなぁ~
おっ!!なんだこの弁当。
新発売だって!!
うまそーじゃんこれにしよ!!
あとはいつもの珈琲っと。
ピッピッ
「685円になります」
あー…5円がない…
「700円お預りいたします」
「お釣りはいらねぇわ。募金とこいれとけ」
ふっ。俺かっけぇー
「ありがとうございました」
さて帰ろう。
俺は大音量で音楽を聴いた。
ブォツッ!!
あ!?んだよ…
イヤホン壊れやがった…
はぁ…新しいの買わなきゃな。
だだいまー、と
心の中でいってみる俺。
テレビテレビー
ポチっとな。
……。
なんで……。
テレビ壊れたのか…???
はぁ…。
しゃーねぇー寝るか。
おやすみ、と心の中でいう俺。
【解説】
大音量で音楽を聴いたため
語り手の鼓膜が破れてしまった。
そのため、周りの音が聞こえなくなった。
無音状態というのは
それだけで違和感がありそうなものだけど…
それにしても、
鼓膜が破れるくらいの大音量とか
聴くだけで頭がガンガンしそうだけど、
大丈夫なのだろうか?
ガンガン音漏れするくらいの音で聴いている人もいるけれど、
そんな大音量で聴いて大丈夫?と思ってしまう。