ある幼児が動物園でゴリラを見ていた。
余りに夢中で柵から落ちてしまったのだ。
するとゴリラがやって来た。
家族やお客は
「嗚呼、大変、どうしましょう」
と心の中。
飼育員はそーっと中へ入り
幼児を救助しようとした。
するとゴリラは幼児を抱き抱えた!
「嗚呼、もう御仕舞いよ」
皆そう思った。
するとゴリラはギロッと睨み付けた後、
飼育員に幼児を手渡したそうだ。
愛でたし 愛でたし
という話がある。
猿等を研究してる方々がこう言ったそうだ。
「ゴリラで良かった。
チンパンジーだったらどうなっていた事やら」
【解説】
ゴリラは草食で大人しい。
ただ、握力は500kgあると言われているため、
幼児に何もなかったのは運が良かったのかもしれない。
そして、チンパンジーについてであるが、
チンパンジーは小型の哺乳類を捕食していることが多い。
そのため、
チンパンジーは幼児も捕食対象となるだろう。
ゴリラじゃなくてチンパンジーだったら
この幼児の運命も変わっていたかもしれない。