あぁどうしよう…
怖そうな人たちに囲まれた。
睨まれても睨み返さなきゃよかった。
ヤバイ!殴りかかってきた!
ボコ!ボコ!
あれ?なんでだろう。
1人で勝っちまった。
顔覚えられてるし仕返しされても嫌だから殺そう。
大丈夫、バレやしない。
ふー、これで全員始末した。
安心安心♪
とその時、
拳銃を持った男が四方から近づいてきた。
流石に拳銃相手じゃ勝ち目はない。
どうする。
うっ!
背後の奴に殴られ…
と、ここで目が覚めた。
なーんだ夢か。
なんか次々と倒してってゲームみたいで楽しかったな♪
それよりここ、どこだ?
なんか首元痛いし、寝違えたかな?
【解説】
語り手の行ったことは全て現実。
怖そうな人達に囲まれ、
結果、殺してしまった。
その後に出てきた拳銃を持った男は警官達。
後ろから警官に殴られ気絶。
目覚めた場所がわからないのは
留置場に入っていたから。
夢ではなく、現実と気づいた時
語り手はどんな反応をするだろうか…。