僕は高校三年生。
野球の特待生で高校に入り
学校の敷地内にある寮に住んでいる。
ある時、監督から
『学校でのノートをちゃんととっているか確認する!』
と言われた。
僕と後輩数人が
学校にノートをおきっぱで
学校に取りに行くことになった。
僕だけ三階の教室なので、ぶらぶらとりに行き、
後輩とは学校の昇降口で待ち合わせた。
すると…ノロいデブの後輩が一人遅れてきた。
時間的にも暗くて、学校は電気もつかない。
誰か一緒にきてほしいと言ってきたが、
唯一先輩である僕が面白半分でひとりで行けと言った。
帰ってきた後輩は、僕にこういった。
……もぉー脅かさないでくださいよ(笑)
【解説】
語り手は特に何もしていない。
後輩を驚かせたのは一体何者だったのだろうか?
泣き叫んでいるわけではなく
むしろ笑っているくらいだから
そこまでひどい驚きではなかったのだろう。
どんなことが起こったのか
正直気になってしまう。