ある日の朝
お母さんが静岡に出掛けた。
そして夜中に
静岡にいる母から電話があった。
母「ご飯の炊き方教えるからよく聞きな(^-^)」
自分「腹減ってないからいいよ」
母「いいから覚えときな(^-^)」
そして作り方を教わった。
自分「わかったよ」
母「これから自分で作りなよ(^-^)」
自分「めんどい」
母「頑張れ(泣)」
作ってみたが
べちょべちょだ。
そして
ご飯を食べ終わり
ふと下を見たら
母の携帯があった。
置き忘れて静岡へ
行ってしまったのか(笑)
いつもどこかぬけてるよな(笑)
【解説】
携帯を忘れていったのに
母から電話がきている。
母は死んでしまって、
語り手に最後に伝えておきたいことを
伝えるために電話をしたのだろう…。
公衆電話など、
携帯以外から電話をかけた可能性があるけれど、
そしたら、着信のときに疑問に思うはず。
語り手は
いつ母の死に気づくのだろうか?