最近奇妙な殺人が多いな…
いつもなんかが無い…
そういうことで
事件現場の周辺で情報収集か…
そんなこと考えてながら
現場の近くを歩いていたら
一人のおばさんに出会った。
「あ、お巡りさん
お勤めご苦労様ですー」
「おばさんこの辺物騒だから
気をつけて下さいねー」
「あらまーヤダねー
こんなおばさんを襲う人なんていないわよー
なんも出ないしーハハー」
「なるべく一人の時は
気をつけて下さいねー」
「お巡りさんいい、
はながありますねー」
「はながあるなんて
初めて言われました」
その夜また奇妙な殺人が起きた。
【解説】
おばさんは人の鼻をコレクションしていた。
死体に鼻がなかったから
奇妙な殺人として扱われていた。
夜に起きた奇妙な殺人の被害者は
お巡りさんか…。
『いつもなんかが無い…』
もし鼻だけでなかったとしたら…?
別の部位をコレクションしている殺人犯が他にいるとしたら
この場所は危険すぎるのだが…