お父さんと、お母さんと、女の子と、赤ちゃんが暮らしていました。
とある休日、
お母さんはお風呂に浸かり、
女の子は台所でお料理をして、
お父さんは庭の木でブランコ、
赤ちゃんは丸くなって日に当てられている。
さて、この中で生きているのは誰?
【解説】
生きているのは女の子。
お母さんはお風呂に浸かり、
溺死している。
御父さんは庭の木でブランコ、
つまり、庭の木で首を吊って宙吊りの状態。
赤ちゃんは日に当てられて
脱水症状で死んでいる。
生きているのは料理している女の子だけ。
「生きているのは誰?」
という問いだから、
料理している時点で女の子は生きていることになる。
つまり、他の人達は死んでいる。
家族の死体がある中で
平然と料理をしている女の子が怖い…
女の子が殺したのか、
それとも、家族がみんな死んでしまって
ちょっと壊れてしまったのだろうか…?