ある日、
友達と遊ぶ約束をしていた私は
前日に徹夜で仕事を終わらせたせいもあり、
待ち合わせの時間に遅刻してしまっていた。
電車の中から謝罪のメールを送ると、
少し間隔を開けてこんなメールが返ってきた。
『ねぇ聞いてー!さっきね、
どうしてもトイレ行きたくなっちゃったんだけど近くに無くてさ、
仕方ないから○○公園のトイレ入ったの!
あそこボロいし汚いし臭いから、
用済ましてさっさと出ようとしたのね。
そしたら、なんかドアの下のとこにさ、隙間あるじゃん?
地面と5センチくらい離れてるとこ。
そこから視線感じてさー!
見たら、はっきり両目がこっち見てて、
もろ目があっちゃったの!
覗きだよー超キモい(>_<)』
待たせてる間に散々な目にあったのだな、と思ったが、
もう一度メールを見返して背筋が凍った。
【解説】
ドアの下から両目で覗くことは不可能。
逆立ちしても額の幅があるためできない。
では、覗いていたのは
一体何者だったのだろうか…?
それにしても、
怖いじゃなくて超キモいで済ませられるのもすごい。
「物理的に覗くことなんてできない」
なんてことを意識していなくても
下から覗かれていたら
ものすごく恐ろしいと思うだが…。