【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】遭難

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漂流している船上での会話

 

王子「ああ、腹が減ったな。
お前の立派な右腕が食べたい」

 

水夫「ダメですよこれは…」

 

王子「もし、食べさせてくれるなら、
国に帰ってから金銀宝石を沢山与えるぞ」

 

水夫「なら、どうぞ」

 


…何日か後

 

王子「ああ、また腹が減った。
お前の太い左足が食べたい」

 

水夫「もう流石にダメですよ…」

 

王子「もし食べさせてくれるなら、
お前に最高の名誉を与える」

 

水夫「仕方ありませんね…これが最後ですよ」

 


…何日か後

 

王子「また腹が減ったぞ…」

 

水夫「もうダメですよ!何もあげません!」

 

王子「ほう。しかし、いくらお前でも、
片手と片足じゃ私に勝てないと思うが…」

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水夫は最後は力尽くで

王子に食べられてしまった。

 

 

『国に帰ってから金銀宝石を沢山与えるぞ』

『なら、どうぞ』

なんてやり取りはものすごく軽いなぁ…。

 

そんな気軽に右腕を食べられたくないのだが…。

 

王子がいるということは

階級社会だろうし、

今とは違った価値観もあるのだろう。