【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】カナちゃん

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少女は両親を早くに亡くし、
お爺ちゃんと一緒に2人で暮らしていました。

 

ある日突然、
お爺ちゃんの具合が悪くなり、
救急車で搬送されました。

 

どうやらお爺ちゃんの容体は悪いようで、
回復の見込みが無いのも見て取れます。

 

お爺ちゃんは、
付き添ってくれている、
カナちゃんに言いました。

 

『お爺ちゃんが死んだら、悲しんでくれる?』

 

カナちゃんは言いました。

 

『やだ』

 


お爺ちゃんは言います。

 

『お爺ちゃんが、死んだら、悲しんでくれるよね?』

 

カナちゃんは言います。

 

『い、や、だ』


こと切れる寸前、
最後の力を振り絞ってお爺ちゃんは言いました。

 

『お、お爺ちゃんが、死ん、だら、悲しんでくれないかな』

 

カナちゃんは、病院内なのに、大きな声で言いました。

 

『ぜったい、やだっ』

 


心電図の画面は一本の線になりました。

 

今日もカナちゃんは親戚の伯母さんと仲良く暮らしています。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下記の記事のアレンジ版。

【意味怖】かなしんでくれるかい?


お爺ちゃんは純粋に悲しんでほしくて

言った言葉なのだろう。

 

しかし、カナちゃんはそれを否定。

 

カナちゃんは

「悲しんでくれる?」

「カナ死んでくれる?」

と受け取っていたのだろうか?

 

それとも純粋に

「お爺ちゃんが死ぬことで悲しむなんて嫌!

 私は笑顔で楽しく生きていきたいの!」

という意味だったのだろうか?

 

 

純粋に悲しんでほしいと思っていたお爺ちゃんからすると

悲しい最後だったと言えそうである…。