「あなたの為にいいお酒持ってきたのよ」
「そのお口が滑らかになるようにね」
「水ばっかり飲んでてもつまらないでしょ?」
「いいえ、寡黙な男は好きよ」
「落とすのが大変なくらいが面白いじゃない」
「沢山飲んでちょうだい」
「でも高かったんだからこぼしちゃ嫌よ」
「あなたの話ゆっくり聞きたいわ」
「うふふ、本当に無口なのね」
「まるで私の一人言みたい」
「このまま何も喋らないつもり?」
「それでもいいわ、私は諦めないもの」
「あなたを必ず落としてみせる、きっとよ」
「飲みすぎたわね、吐いてもいいのよ」
「あら、もう寝てしまうの?」
「本当に困った人…。」
「これじゃ落としようがないじゃない」
【解説】
水責めの様子。
水責めは漏斗を口に突っ込んで水を流し込む拷問。
水の代わりにお酒を注ぐこともあったのだとか?
女性は尋問して『落とそう』、『吐かそう』としているが、
男性が耐えきれず絶命してしまった。
地味だけど、苦しくて嫌な拷問だなぁ…。
何かを吐かせるには向いていないものな気がするが…。