【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】エスカレーターの警報

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僕は田舎のショッピングモールで清掃のバイトをしていた

 

普段は同い年のAくんと二人で清掃をしていた

 

Aくんはいつも携帯をいじっているかエスカレーターを
逆走して警報を鳴らして遊んでる

 

もう注意するのもめんどくさい

 

いったい何がしたいんだ

 

そうおもっていた

 

ある日いつものように僕は清掃していた

 

ショッピングモールは二階建てで地下はない

 

二階が僕の清掃場

 

一階がAくんの清掃場

 

Aくんはのぼりのエスカレーターのしたを清掃することになっていた

 

しかし
誰かと電話しているのか
大声で笑ってた

 

まったく
仕事しろよと思っていると

 

エスカレーターの警報がなった?

 

次はエスカレーターで遊んでいるのか
と思っていた

 

しかしまだAくんの笑い声はきこえていた

 

まだ一階にいるのか

 

今度こそビシッといってやる

 

僕はエスカレーターで一階に下りて
Aくんのいるのぼりへ向かった

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一階のエスカレーターは

のぼりと下りが離れている。

 

そして、警報が鳴るのは逆走した時、

つまり、下りのエスカレーターをのぼろうとした時、

もしくは、のぼりのエスカレーターを下ろうとした時である。

 

しかし、Aくんはのぼりのエスカレーターの下にいたため、

逆走することはできない。

 

なので、

語り手とAくん以外に何者かがいたことになる。

 

目には見えない何者かが…。

 

 

それにしても、

Aくんのような人との仕事はものすごく疲れそうである。