痴呆の入った寝たきりの母の介護に
私の人生を捧げてるようなものだ…
365日、介護とは休みを与えてはくれない。
施設を嫌がる母、
夫は仕事だから迷惑はかけられない。
朝起きて車椅子で散歩に出掛け、
下の処理、食事をさせ、入浴。
「お母さん、ごはんはさっき食べたでしょう…」
疲れた、誰か助けてくれないかな。
休みたい。
介護は本当に辛い。
辛い。
「お母さん、ごはんはさっき食べたでしょう…」
「お母さん、ごはんはさっき食べたでしょう…」
「お母さん、ごはんはさっき食べたでしょう…」
「お母さん、ごはんはさっき食べたでしょう…」
【解説】
語り手は母を餓死させようとしているのか、
それとも語り手自体が壊れてしまったのか…
どちらにせよ悲しい話だが、
実際に介護にはよくある話なのが恐ろしい…。