僕は大学に通うために
実家を離れ安アパートで
一人暮らしをしている
大学ではたくさんの友達と
一緒に充実した大学生活を送っていった
そして、夏休み久々に実家に帰ることにした
一人暮らしなので
少しでも一ヶ月を安く済ませたい
だから、
家中のありとあらゆるコンセントやら電気やらを
止めて行くことにした
冷蔵庫に入ってるものは腐ったりしたら嫌なので
優しい友達に全て預かってもらった
そして帰郷、
久々に会った地元の友達、
家族と大学の話で盛り上がったり遊んだりした
一週間が経ち
名残惜しいが課題があるため
一人暮らしの家に帰るため地元を出た
そして、
一人暮らしの家の最寄駅に着いた
歩くの疲れるし、暑いしで
どこにも寄らずに家に帰ることにした
やっと家に帰って疲れたので
冷蔵庫に入ってるコーラを飲んだ
「ふ~、うんま、
にしても暑いときに飲むのは冷たいコーラに限るよな!!」
【解説】
語り手はコンセントやら電気やらを止めていくことにし、
冷蔵庫の中もすべて友達に預かってもらったはず。
にもかかわらず、
帰ってきたら冷蔵庫の電源が入っており、
コーラまで入っていた。
一体誰が冷蔵庫の電源を入れ、
コーラを入れておいたのだろうか…?
語り手としては友達に冷蔵庫の中身を預けていることすら忘れているだろう。
というよりも、
冷蔵庫の中身をあげずに
「預ける」
という選択をした語り手が怖いのだが…
賞味期限とか長いものばかりだったのだろうか…?
少し気になるところである。