女子会帰り。
楽しくてかなり飲んでしまった…
みんな彼氏や旦那がいて羨ましいわ…
少し凹みながらコンビニでジュースを買い、
軽くフラフラしながら家に到着。
しかしいくら酔っぱらっても女の一人暮らしだから
チェーンを必ずかけることは忘れない。
靴をポコンポコンと脱ぎ捨て、
狭いワンルームの部屋に入った。
部屋の電気を点けて、テレビを点ける。
別に見たい番組がある訳でもないが、
いつもの流れだ。
とりあえずジュースをテーブルに置き、
部屋着に着替えてベッドに倒れ込む。
ピピピピピピ…
アラームが鳴った。
もう朝か…
私の部屋のカーテンは遮光カーテンなので、
朝でも部屋は暗い。
なのでカーテンを開けに立ったら、
足元にあった飲みかけのジュースを倒してしまった。
やっちまったーと急いで部屋の電気点けて、
流れでテレビも点けた。
【解説】
寝ている間にジュースがテーブルから足元に移動しており、
テレビも電気もつけっぱなしだったはずが消えている。
語り手は家に帰ってきてからチェーンをかけているため、
寝ている間は誰も入れない。
なので、語り手が帰る前から部屋に誰かがいて、
ジュースを足元に置き、
テレビと電気を消した。
…一体何がしたかったのだろうか…?
人じゃなくて幽霊??