私達は、世界を守っている。
私は世界を維持しており、
Aは世界を侵略から守っているが出番はあまりない、
しかしいざ闘うとなると勇敢で素晴らしい
でも大抵は侵略者と相打ちになり
亡骸は世界にとって邪魔になる。
Bは世界の亀裂をふさぐ、
この子も出番は少ないがなくてはならない。
体が変化してしまうともう元には戻れない
この子も変化して役目が終わると
世界にとっては邪魔になる・・・。
でも私もAもBも世界にとって大事な存在
【解説】
『私達』は血液である。
なので、『世界』とは人の体のこと。
私=赤血球
A=白血球
B=血小板
赤血球は酸素を運ぶ役割を持っているため、
体を維持していると言える。
白血球は病原菌や異物などから体を守る役割を持っているため、
体を侵略から守ると言える。
血小板は傷口を塞いで止血をする役割を持っているため、
体の亀裂を防ぐと言える。
体の中は見えないから意識することもあまりないけれど、
こうやって生きるために勝手に働いてくれるからすごいものである。
…それにしても、血を見るのも聞くのも気持ち悪くなってしまうが、
こういう話ですら想像してちょっと気持ち悪くなってしまう自分にびっくりである…