何を食べるの?と聞くとその子はいつも数字で答える。
興味が沸いた私はその子を引き取った。
肉を食わせると『18』、野菜は『24』と答えた。
意味がわからなかった私はその子を家に帰した。
後日その家を尋ねると、
その子が出てきたので何を食べたの?と聞くと
『64』と答えた。
【解説】
その子は
肉:18=2(に)×9(く)
野菜:24=8(や)×3(さ)×1(い)
というように掛け算を語呂合わせに見立て
その答えを言っている。
つまり64は
64=8×8
つまり、母を食べた?
とはいえ、
九九となると「葉っぱ」が正しそうに見える。
そうなるとキャベツやレタスなど
葉物の野菜がたくさんあるため。
ただ、野菜だと語呂合わせなのに
ここで九九の読み方に…?
とはいえ、肉は九九でも語呂合わせでも
どちらでも同じ読み方。
となると、別に九九読みでも良い気がするため、
「葉っぱ」という答えでも良さそう。
そうすれば、その子は
特に怖い要素など何もなく
普通の子であったということに…はならない。
そもそも食べたものを数字で答えること自体が怖い。
頭の回転が早いのか、
元々答えを準備していたのか…。
これら以外を食べたとしても
数字で答えるのであれば
どのように答えるのか気になるものである。