1階にコタツで寝ている妹がいた。
上半身がコタツから出ていた妹を起こさぬよう
反対の側から入り足を掴み引っ張り
上半身もコタツにいれてやろうとした。
引っ張ろうとした時
妹は起きた。
妹は
『あっ出かける時間!』
とコタツを出て2階の部屋へ仕度しにいく。
なんだと思い
掴んでた足を離した
【解説】
妹はコタツを出て2階に行った。
では、語り手が掴んでいた足は誰のものなのか?
幽霊なのか?
ストーカーなのか?
それとも、他の家族なのか?
掴んでいた足は妹に殺されてしまった他の家族で
どうにか語り手に罪をなすりつけようとしていた
…とかそんなことはできないだろうか…?
掴んでいた足が何者なのかはわからないが、
とりあえず語り手の行為
『反対の側から入り足を掴み引っ張り
上半身もコタツにいれてやろうとした』
この行為は一件
『上半身もコタツにいれてやろうとした』
というところから優しいように思えるが、
よくよく考えるとかなりひどい行為である。