【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】近道

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知らない街で近道しようと思ったのが間違いだった

 

道はだんだん狭くなり未舗装路になった

 

明かりはまったくない暗く寂しい一本道で脇道も見つからない

 

両脇は木や草が生い茂り対向車とすれ違った時、

 

サイドミラーに何かがコココンと当たる音がした

 

もうすれ違いも出来ない程道幅が細くなった時、

 

俺はアッとブレーキを踏んだ

 

ヘッドライトは錆びた鉄柵と立入禁止の札を照らしていた

 

俺はウンザリしてふぅーとため息をついた

 

いったいどこまでバックで戻ればいいんだろう…

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すれ違った対向車は

一体どこでUターンしてきたのだろうか?

 

『錆びた鉄柵』とあるため、

随分前から立ち入り禁止だっただろうから、

対向車がUターンできる場所はないはずある。

 

 

それにしても…

『知らない街で近道しようと思った』

なのは良いが、

カーナビや地図はなかったのだろうか?

 

知らない街で

自分の直感で近道をしようとすると、

近道できた時は良かったとしても、

間違った道を行ってしまった場合、

なかなか引き返せそうと思えず、

どんどん奥地に行ってしまう。

 

今回のお話がまさにそのパターン。

 

やはり急がば回れは大事である…